審査

金利減免とは

金利減免債権とは、銀行法施行規則第19条2によるリスク管理債権の開示基準として示されている以下の4つの区分の中の貸出条件緩和債権のうちの1つとされています。

  1. 破綻先債権
  2. 延滞債権
  3. 三か月以上延滞債権
  4. 貸出条件緩和債権

金利減免債権の定義

金利減免債権は、貸出条件緩和債権(債務者の経営再建または支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払い猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取り決めを行った貸出金)の中の1つとされています。

約定条件定時においては、当該債務者と同じ程度の信用リスクを有している債務者に対し、通常適用される新規貸し出し実行金利を下回る水準まで当初約定期間中の金利を引き下げた貸出金。また、債務者の経営再建または支援を図ることを目的として金利を減免した場合、金利水準のいかんにかかわらず対象となります。

金利決定の要素

この定義にある「通常適用される新規貸し出し金利」の水準を考えると、非常に難しい問題が横たわっています。仮に信用リスクが同等であったとしても、適用している金利は必ずしも同等ではないからです。

つまり具体的な取引面における金利決定にあたっては、単に信用リスクのみではなく、往来からの取引経緯、競合する金融機関との関係、担保等保全の状況、債務者預金の多寡等を加味して決定しているのが実態だからです。このため、金利減免となる金利水準を具体的に示すことは不可能なのです。